とうとうカリフォルニア州知事が、外出禁止令を発表しました。アメリカ西部時間の19日午前零時からになります。
カリフォルニア州全体ですので、約4000万人が影響を受けます。4000万人とはアメリカ人口の約12%とのこと。
必要以外の外出を控え、10人以上の人が集まらないようにして出来るだけ自宅待機となっています。
これは、今週初めに発令されたサンフランシスコの外出禁止令と同じレベルのものです。今のところ、期限の発表はありません。
この発令中でも、スーパーや薬局などは開いています。レストランなどもオープンしていますが、店内での食事は禁止でテイクアウトがデリバリーのみの営業になっています。
ですので、外出禁止といっても、食料の買い出しや、薬の購入、そしてレストランでのピックアップなどは大丈夫です。
また、散歩やハイキング、ランニングなどの外での活動はよいので、そこまで窮屈な状態ではありません。
一夜明けた今日、車で町を回ってみましたが、結構人が活動しています。もっとも、何時も激混みの高速道路がガラガラなので少し変な感じがしますが、人が活動しているので、全てが停滞しているという感じはありません。
しかし、ニュースにもなっていますが、この発令による経済へのダメージは大きいのではないでしょうか。
カリフォルニア州はアメリカでは人口が一番多い州。面積では、アラスカとテキサスに続く3番目で、カリフォルニアを一国としてみれば、そのGDPはイタリアに匹敵する第10位とのこと。(WikiPediaより)

カリフォルニア州 - Wikipedia
カリフォルニア経済の停滞が他の州にとどまらず、他国に与える影響はかなり大きいものと思われます。
早くコロナウイルスが収まり、通常の日常に戻ることを願います。
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