和魂洋才

コロナウイルスのサンディエゴでの影響 - その3 - 【Trader Joe’s】

TraderJoes アメリカ生活

サンディエゴ郡でのコロナ感染者がとうとう2000人を超えました。2012人です。このうち入院している患者数は488人となっています。

カリフォルニア州知事は14日、経済活動の再開につながる外出制限の解除時期について6つの指針を基に判断すると発表しました。

知事が公表した6指針とは、

(1)検査や隔離を通じた感染状況の監視

(2)高齢者など重症化リスクが高い人の感染予防

(3)病院の対処能力の確保

(4)効果的な治療法の開発

(5)職場や学校などでの対人距離の徹底

(6)必要に応じて再び発令ができること

これらをもとに外出規制を緩めるか判断すると発表しました。

時期については明言せず、外出制限の解除に至った場合もレストランの席数を減らしたり、マスクなどで顔を覆ったりすることを求めるということで、また学校は人数を抑えるために2部制にする可能性があるらしい。

本当にこのコロナウィルスは社会の仕組みをかなり変えそうです。

知事は「(判断は)入院患者が継続的に減少してから」とも述べ、早期解除には慎重な姿勢を示しているので、まだ感染者が上昇しているこの状況ではまだ無理そうです。

ところで話題が変わりますが、トレーダージョー(Trader Joes’s)という店に久しぶりに行ってきました。外出規制の発令以降ですので約3週間ぶりとなります。

トレーダージョーは1958年にサンディエゴ出身の人が創設した店で現在全米に現在503店舗展開しています。

この店はオルガニック食材、豊富なベジタリアン・フード、輸入食品、ワインやユニークな自社ブランドの冷凍食品など豊富な品揃えで、どちらかというと高級志向の食材小売店になりますが、中間流通を省いているので比較的安く販売されています。そのため、しっかりとした固定客がついています

私もここでいつもコーヒーを買っており、昨日行ってきました。前情報で聞いていたのですが、この店は店内に20人しか入れないように制限しているので、店に入るのに並ばなくてはいけません。私は3時ごろに行ったのですが、やはり20人ほど並んでおり、入るのに30分かかりました。

また、店内では進行方向が決まっており、戻ったりすることは出来ません。もし、買うものを忘れた場合は、近くにいるスタッフに頼んで持ってきてもらわなくてはいけません。

通路が決まっているのは、無駄な動きを無くして人との接触機会を抑えるのが目的ですが、本当に色々と変化が出てきています。

またこれまで自分で買い物バッグを持っていかなくてはいけなかったのですが、現在は持っていくことは出来なくなっています。家からのバッグにウイルスがついているかもしれないからです。以前は自分でバックを持っていかなかったら、紙袋を1枚につき10セント(約10円)で買わなくてはいけなかったのですが、現在はその紙袋を無償でバック詰めしてくれます。

スタッフへの感染を抑えようとの試みで、他の店ではバッグを持っていってもいいですが、自分でバッグに入れなくてはいけません。各社、行政からの規則を基に、様々な工夫をしているようです。

このコロナが収束した後も様々な規制がでて、これまでと違う行動様式が生れそうな気がします。

コメント

  1. あこ より:

    たまたま見つけたこのブログ。トレジョ、なつかしいです!!!弟が仕事の関係でチュラビスタにいますのでこの10年ほど、毎年90日近くをそちらで過ごしていました。トレジョ、なつかしい!!99セントのバッグを買いに行きました。1ドル99のも。あれってデザインもよく、軽いしお土産に最適なんですよね。ヒルクレストのトレジョにはバス、電車、バスと乗り換えて通いました。店内での試食品、結構おいしくて、行けばいつも頂いています。99セントのカードもいいですね。メープルシロップやジャムもトレジョのものを愛用してました。
    本当になつかしい・・・
    12月から母が弟のところにいます。4月11日に帰国予定でしたが、帰れなくなりました。
    88歳と高齢なだけに、ちょっと心配。サンディエゴの様子はKUSIのサイトを見たりしてチェックはしているのですが、また、チャンスがあればブログに載せてくださいね。

    • 和魂(ニギミタマ) より:

      コメント有難うございます。トレジョはユニークな品揃で、どうしてもそこでしか買えないものがあるのでよいマーケティングをしていますよね。その情報をまたアップするようにします。お母さまは心配ですね。少しでも早くこの状態が落ち着けばと思います。

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