和魂洋才

コロナウイルスのサンディエゴでの影響 - その 9 - ワクチン接種率

アメリカ生活

サンディエゴのコロナの状況ですが、ここ数ヶ月でだいぶ通常の生活に戻りつつあります。

まだ入店時や、人が多い所でのマスクの着用は義務付けられていますが、公園や外での活動に関してはマスクをつけていない人がほとんどです。

特にトレーニングでは、走っている人やバイクでマスクをしている人はほぼいないと言う状態です。

ただ娘を公園に連れて行った時などは、その公園の場所にもよりますが数人の親御さん達はマスクをつけている人もいますが、着用率は1割か2割という感じです。

また息子達のスイムチームでは、外のプールにもかかわらずプール際まではマスクをつけなくてはいけませんが、プール前の検温と手の消毒は1か月前からなくなりました。

さらにレストランなども、店内での飲食もできるようになってきていますが、多くは外にテーブルを出して営業しています。

道路の白線は駐車場のラインです。

外というのは、主に駐車場や市の公共の場所です。これは、市が協力してこれらのスペースを割いてテーブルの設置に使用しています。

駐車場での食事

これらの外での食事でも、お酒を楽しむことができます。もっとも、通常の法律では公共の場所でのアルコールの摂取は禁じられていますが、市のほうでこの法をレストランに関しては免除しているようです。市が地元のビジネスをサポートしているという構図になっています。

このように色々な規制を変更して行政と地元のビジネス、また市民が協力してこのパンデミックを乗り越えようという取り組みが見られます。

その取り組みのおかげか、感染者数が大分減ってきています。下の表は感染して発症した患者数の推移ですが、年末年始の急激な増加からかなり減少してきています。5月に関しては大分減少しているのが分かります。

もっともワクチンの接種率が高くなっているのが原因なのかもしれません。

サンディエゴでのワクチン接種率のほうですが、2回のワクチンを受けた接種率は71.8%。一回目のワクチンの接種率は91.8%と非常に高い率になっています。

この接種率は、サンディエゴ群の住人で接種した人口を、サンディエゴ群に住んでいる12歳以上の人口で割った率です。ですので、2回のワクチンを接種した人口は1,508,626人で、全人口の2,101,936で割った率が下のグラフになり、現在は71.8%となったいます。一回のワクチン接種率は、91.8%となっています。

他の州や群ではどのような接種率かは分かりませんが、サンディエゴではかなり高い接種率のように思います。

最近はワクチン接種推奨のほうにメディアは力を入れているようで、コロナ感染者の過熱報道はだいぶ穏やかになってきているように思います。

最も感染者数が減ってきているのが主な理由ですが、コロナ感染率が減少して少しでも普段の生活に戻っていってくれればと思います。

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