和魂洋才

コロナウイルスのサンディエゴでの影響 - その 6 - 外出規制緩和とレースなどの情報

phase3 アメリカ生活

カリフォルニア州では、6月12日から規制緩和があり行動の範囲が広がりました。もっとも、ソーシャルディスタンスとマスク・フェイスマスクなどの着用は義務付けられていいますが、学校、ジム、レストランや店などがオープンを始めました。

これはカリフォルニア州が4月に定めた自粛解除4段階のロードマップの3段階目のようです。1段階目が自粛規制で4段階目が規制解除ですので、3段階目は大分自由がきくようになっています。

しかし段階毎でも、細かい基準があるので、3段階といってもまだ初期の段階といえます。

たとえば、サンディエゴでの感染者数は、減っているわけでもなく増えているのですが、感染率が下がっているとみて通常のビジネスを再開するようにしたようです。

州知事もパンデミックが終わったわけでもなく、第一波の終息間近ということでの3段階目の状態で、まだ二波、三波がくることを念頭にいれているようです。

今日現在のサンディエゴでのコロナの感染者は、9130人。そのうち、入院を必要とされる状態の人数は4483人。集中治療室に入っているのが421人。そして、現在までの死亡者が313人という数字になっています。

そんな中、州政府は感染者数の増加率と一日あたりの死者の数からビジネスや生活の範囲を広げても大丈夫ということで、外出規制を条件付きで解くことにしたようです。

条件付というのは、ソーシャルディスタンスやマスク・フェイスマスクなどの着用義務などですが、各地方自治体がそれらの権限は持ち規則を決めていくことになっています。

ここ1週間でいうと、6月8日からすべての町の桟橋やビーチ沿いの歩道が開き、ミッションベイ(トライアスロンのレースシリーズが行われる場所)などの公園などが開きました。またそれらにアクセスするための駐車場も100%の駐車率でオープンを始めました。

そして、12日から、サンディエゴの最大の公園バルボア公園も駐車場も含め100%開き、また映画館、ホテル、カジノ、博物館・美術館、プールなどがオープンしました。

また12日からサンディエゴ郡内のジムが開けても良いとの発表がありました。これにはジム会員の安全を確保できる新しいルールを設けて、という条件付があります。

私が行っているジムは昨日連絡があり7月1日から再開するとのことでした。嬉しい限りですが、ルールなどの詳細は後日送るとのことでどのようなルールになるのか興味があります。少なくとも、私はプールで週に3回泳げればまずは良しとしようと思います。

トライアスロンやその他のレースなどの正式な発表はまだですが、私が出場する予定のIM 70.3 Superfrog (サンディエゴ開催)は9月20日なのでこの調子でコロナの環境が悪化しなければ大丈夫かな、と楽観視しています。

また私が去年に出場したIM Sanrta Rosaも7月の予定が10月に延期された、と先日連絡がありました。これは、70.3との同時開催とのことのようですので、どのように行うのか興味があります。

まず参加人数をみても両レースを同時に行えば、運営者側も管理(トランジションやエイドなど)も大変ですし、また参加者にしても宿泊や移動などの計画もかなり混んで大変だと思います。

ただ7月のレースはかなり暑いので、その点に関して言えば参加者にとっては10月になり良かったと言えます。去年のロング(140.6)は5月開催で、70.3が7月開催。そして、今年の2020年はそのレース日程が逆になり、5月が70.3で7月が140.6ということでしたが、結局は同時開催で10月になったようです。まだ詳細は出ていませんが、レースの開催時間などをずらしたりするのでしょうか。

ということで、こちらでの生活もかなりの爪痕を残しながら再開を始めました。私としては7月から始まるジムやプールでの生活を楽しみにしながら、この2週間の間に、また始まる高付加トレーニングに怪我せずに耐えうる基礎的な体力をつけるようにしていきたいと思います。

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