昨日、7月4日はアメリカ合衆国独立記念日で、クリスマスや感謝祭と並び全米が祝日モードに入る祝日。通常ですと、花火などが盛大に上がりお祭り騒ぎになるのですが、さすがに今年は静かな祝日になりました。
ちょっと独立記念日についてのおさらい。
1776年にアメリカ独立宣言が公布されたことを記念して、毎年7月4日に定められているアメリカの祝日。本当は、決議されたのは2日だったらしいですが、祝日としては4日に定まったようです。
当時、アメリカはイギリスの植民地で、イギリスの税制への不満から独立をするための会議がフィラデルフィアで行われました。その中心となったのがトーマス・ジェファーソンで、アメリカ独立宣言(United States Declaration of Independence)の文書が一般に公開されたのが7月4日ということです。
私はカリフォルニアに来る前は3年ほどフィラデルフィアに住んでいたことがあり、4日は盛大に花火が打ち上げられお祭り騒ぎになります。これは、フィラデルフィア美術館から町の中心に続く大通りが封鎖され、この大通りから花火を見るのですが、ちょうど美術館の裏から上がるのでなんとも幻想的な風景になります。

ちなみにこのフィラデルフィア美術館は、映画「ロッキー」で、シルベスター・スタローン扮する主人公ロッキー・バルボアがトレーニングで駆け上がる階段があるところで有名です。これは、美術館の正面階段で「ロッキー・ステップ」と呼ばれており、今はロッキーの銅像がおかれています。
私は当時、この美術館から徒歩10分のところに住んでおり、日曜日の午前中は入場無料だったので、よくふらっと行っていたのを覚えています。
ということで、この独立記念日は「自由と平等」の理想を掲げて独立を宣言した日で、そのような理想を明文化して成長し、その後の世界に大きな影響を与えるきっかけになった日です。
今年で、アメリカ合衆国は244歳ということになります。244歳というのは他国と比較すると非常に若い国です。それが、ここまで成長してきたのは凄いことだと思います。
ただこの成長下で色々と人知れず支えてきた人達、犠牲になってきた人が多数います。現在は、それらによってつくられてきた「ひずみ(歪み)」のようなものが現れてきている時代のようが気がします。
それは建国当時の「自由と平等」の理想とは離れてきている時代に感じるのは私だけでしょうか。もともと資本主義の下での真の「自由と平等」はないといえばそれまでなんですが、アメリカ国民の中には、この精神はやはり宿っているのだと思います。それが、この時代にその表現が人それぞれ違い、その対極化が激しくなってきているように感じます。
まぁ、それはさておき、そのような独立記念日から一夜明けた今日、朝から天気が良かったので家族で海に行ってきました。すると、偶然にも去年のIronman 140.6 Santa Rosaのトレーニングを一緒にしていた友達家族も来ていてしばらく楽しく過ごしました。
駐車場がすぐに一杯になると思いましたが、そうでもなくビーチも程よい感じの込み具合で家族共々楽しい時間を過ごせました。
帰りに、お気に入りのドーナツ屋に寄って子供達のおやつを買って帰宅。

これから夏到来の南カリフォルニア。夏を精一杯楽しみたいと思います。
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