運動中の心拍測定は重要なことは周知のとおりです。運動強度を把握したり、また日々の体調管理においても心拍測定は大切です。
私は、スント(Suunto)の心拍ベルトをここ2年ほど使ってきましたが、とうとう計測の精確性が落ちてきたので新しい心拍センサーを購入しました。
ワフー(Wahoo)のTickrです。モデルチェンジしてから2年ほど経っていますが、かなりレビューが良かったので購入決定です。
Tickr
ワフーの心拍センサーには3種類あって、Tickr、Tickr X、そしてTickr Fitです。TickrとTickrXは心電式であるのに対し、Ticker Fitは光学式です。
私は、基本的機能のみを備えている、いわばベーシックモデルのTickrを購入しました。心拍とカロリー計算だけの機能です。私が主に使用するのは、心拍測定だけなので、自分のSunntoウオッチとZwiftにつながればよいのです。それに、この機能とBluetoothとANT+の2種類の信号があれば十分です。

あと、このTickrシリーズのよいところは、LEDライト(青と赤)がついていて、接続状況が一目でわかるので非常に有難いです。Sunntoのセンサーはこれがなかったので、これは嬉しいですね。
それに、Suuntoと比較して、値段が安い。Suuntoは80ドルくらいするのですが、このTickrですと、50ドルです。私はWahooが25%オフの時にかったので、税込みで40ドルくらいで購入できました。半額ですからね。
Tickr X

TickrXのほうは80ドルで、Tickrの機能の他に50時間近い運動記録を保存できる内蔵メモリーを搭載しており、また加速度センサーがついています。この加速度センサーは、サイクリングではケイデンスを測定でき、ランニングではケイデンス、垂直振動、接地時間といった情報を取得できるようです。
ただ、私はこれらの情報はSuuntoウオッチとZwiftで取得できるので、通常のTickrにしました。
Tickr Fit
最後のTickrFitは光学式センサーで、手首ではなく腕に巻く種類のものです。前腕か上腕です。値段はTickrXと同じ$80ドル。

最近の多くのウオッチには、光学式センサーがついていて簡単に測定できるようになっていますが、腕を激しく動かすスポーツでは腕時計型心拍計の精度が落ちるようなので、この腕に巻く手法を採用したのですね。
あと、このTiker Fitは、TickrとTickrXはコイン型電池であるのに対し、充電式です。
なお、Tickr Fitには、内蔵メモリーと加速度センサーはついていません。
心電式と光学式
光学式を使用したことがないので、光学式のTickrFitの購入も考えましたが、結局は心電式のTickrに決定しました。
理由は、値段の安さ、そして精度です。値段はそれほど変わらないので、あまり大きな要素にはならず、光学式に軍配があがりそうになりましたが、やはり精度を考慮したら心電式になりました。
光学式も精度が高いのでしょうが、やはり心臓の拍動に近いところで心拍数をキャッチしているので、心拍数計測の精度は、必然的に光学式よりも心電式のほうが高いと思います。
唯一のデメリット(?)は、胸ベルトを装着しなくてはいけないということでしょうか。ただ、私にとってはずっと胸ベルトだったのでデメリットではありません。胸部の締め付けが嫌という人もいますし、ベルトも劣化してゆるくなりズレ落ちてくるという不満もあるようですが、締め付けの不満はありません。ベルトの劣化はしかたないですね。大量の汗をかくわけですので、劣化は仕方ないです。
劣化といっても、手入れをしっかりしていれば、私は先の胸ベルトとセンサーは2年以上もったので許容範囲と思っています。劣化といえば、光学式のセンサーも長年使用していれば、その精度も落ちていくはずです。
結局好みの問題と思います。先ほど、精度は心電式のほうが高いのでは、と書きましたが、通常の運動レベルでは心電式も光学式もほぼ変わらないと思います。強度の練習の時、例えばランニングやダッシュの時は、少なからず変化があるように思います。
まとめ
今回はワフーの心拍測定ベルトのTickr購入に関してのお話でした。
ワフーには3種類の心拍測定器があり、Tickrの心拍測定とカロリー計算のベーシックモデルと、それに内蔵メモリーと加速センサーを付けた上位モデルのTickrX。そして、光学式測定を採用した、腕につけるTickr Fitです。
選択の大きな要因は、心電式か光学式かと思います。私は、心電式を選びましたが、後は好みで選ぶことになると思います。
精度はどちらも確かと思うので、最後は好みと値段。
私は、このTickrのデザインと精度はかなり気に入っています。運動中に精度の高いデータをリアルタイムでみれるのは重要です。
新しいセンサーにして気が付いたことは最大心拍数が少し下った気が。。。年をとるとあまり無理もできないですね。
コメント