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IRONMAN CEO アンドリュー・メシックが退任

トライアスロン
IRONMAN CEO Andrew Messick [Photo credit: Tullio M. Puglia / Getty Images for IRONMAN]

7月6日のTri247.comの記事に、IRONMAN Groupの最高責任者(CEO)のAndrew Messick(アンドリュー・メシック)が12年の任期を終え、退任するとのニュースがありました。

IRONMAN CEO Andrew Messick announces he's stepping down
His12yearsinchargehaveseensignificantchangesandnowIRONMANCEOAndrewMessickhasannouncedhisretirement.

退任後も引き続きステークホルダーであり、取締役会の役員を続けるとのことです

メシックとIRONMANは意見が分かれることが多かったように思いますが、彼の12年間の任期中に多くの重要な進歩があったことは間違いないと思います。

IRONMAN以外で言えば、彼のリーダーシップの下、ロードランニング、トレイルランニング、ロードサイクリング、マウンテンバイク、デジタルトレーニングプラットフォームまで拡大しました。

IRONMANで言えば、間違いなくIRONMANは参加型イベントの世界最大の主催者になりました。この成長には、IRONAM Groupの所有者(Ownership)がAdvanceからDalian Wanda Group(大連万達グループ)へ変わったこと(買収)が大きく、彼のリーダーシップによるマネージメントによるものと思います。

IRONMANのレースでは、70.3 はかなり大幅に成長を続けており、レースの数では、世界中で54レースから124レースに急増し、参加人数は85,000から200,000人へと増えました。また、70.3 世界選手権は世界ローテーションで開催され、今年はフィンランドで開催されます

IRONMANのフルも同様に成長しており、レース数では25レースから44レースになり、参加人数では約52,000人から95,000人に増加したという事実があります。世界選手権は、2022年はアメリカのユタ州のセントジョージで開催になり、IRONMAN史上初のハワイ以外での世界選手権が開催されました。

さらに、2022年の10月のコナでの世界選手権では、初の2日間にわたる大会が行われ、女性と男性が別々の日にレースを行いました。この2日間のレースは多くの利点がありましたが、今年2023年には男子はフランスのニースで、女子はコナと別々の場所で行うという、かなり物議を醸す決定になっています。

私の個人の意見としては、やはり世界選手権はコナで行ってほしいという思いがあります。男女別々でもいいですし、次期をずらしてもよいので、トライアスロンを始めてIRONMANのコナでの大会に出場するすることを夢見て(Chasing Kona)トレーニングをしている、一トライアスリートとしては、やはりコナでの参加を目指したいと思います。

そういう意見は、コナの常連になってから言えという人もいるかもしれません。が、段々と年をとり、トレーニングをする時間も限られている者としては、いくらでコナで開催されるとしても、2年ごとに調整をしていくのは、難しくなってくるのではと思います。

何はともあれ、コナでの大会にはいつかは出場したいと思います。

アンドリュー・メシックには、ここまでIRONMANを大きくして、トライアスロン人口を拡大させたのは大きな功績と思います。お疲れさまでした。

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