南仏ニースで行われている70.3のWorld Championship。女子のレースが7日土曜日に行われました。

やはり、予想通りDaniella Ryfが一位。Holly Lawrenceも2位につけ、3位はスイスのImogen Simmondとなりました。Lucy Charles-Barcleyは残念ながら5位のようでした。
レースの模様が、Golobal Triathlon Networkでアップされていたので、その要約です。
序章
南仏ニースでのIronman 70.3 World Championship。女子のレースの結果をお伝えしていきます。
やはり注目は70.3のWorld Championshipタイトルを4回取っている、スイスのダニエラ リフ。どうなるでしょうか。
スイム
やはりスタートからルーシー チャールズーバークレーが飛び出したもよう。そのままトップをキープして、スイム終了時点では2位に45秒ほどの差をつけました。
2位は、アメリカのCaroline Finkbeiner,3位はブラジルのPamela, 4位にHolly Lawrenceが入り、Daniella Ryfは9位。ただ、2位から10位ほどはほぼタイムが同時の大きなグループ。ほぼ皆同時にT1に向かう。
バイク
Lucy Charles-Barcleyがバイクで先にでるも、後続がどんどんと追い上げてくる。
このチャレンジなバイクコース、始まってしばらく行くと長い登り坂がある。ここは個人がレースをどのように展開していくのかが試されるところで、レース模様が大きく変わるところ。
やはりDaniella RyfとHolly Lawrenceが出てくる。またスウェーデンのLisa Nordenも追い上げる。
ところが、Lucy Charles-Barcleyが5分のペナルティーをもらい、トップグループから離れる。これは、彼女にはとてもいたい5分のロス。
Daniella Ryfは上り坂ではあまり追い上げず、一定のペースをキープしていた模様。それをHolly Lawrenceが追い抜くという場面も。
ただ、下りになるとバイク技術のあるDaniella Ryfがトップに躍り出て、そのままT2へ。
2位はImogen Simmond、3位はHolly Lawrence。この二人は30秒差とほぼ同時。
Lucy Charles-Barcleyは8位で、注目のアメリカのChelsea Sodaroが7位でT2へ。Lucy Charles-BarcleyとChelsea Sodaroはほぼ同時で、トップとは約10分の差。
ラン
バイクをトップで終えた、Daniella Ryfがそのままランを引っ張る。バイクで3位のHolly Lawrenceはランに強く、先のImogen Simmondを抜かす。
その後、追い上げてきたLucy Charles-BarcleyとChelsea SodaroがHollyとImogenを追う形になる。
2位争いはHollyとImogen。Imogen SimmondがぴったりとHolly Lawrenceについて走るが最後はHolly Lawrenceが振り切り2位。3位はImogen Simmondとなりました。
それで、4位争いはLucyとChelseaですが、ここはChelsea Sodaroが制し4位。5位はLucy Charles-Barcleyになりました。
まとめ
やはり今年もDaniella Ryfがレースを制しました。強すぎです。
Lucy Charles-Barcleyは素晴らしいレースをしましたが、5分のペナルティがいたかったですね。
もし、5分のペナルティがなかったとして、彼女の総合時間の04:31:50から差し引くと、04:26:50。2位のHolly Lawrenceは04:27:02だったので、もしかしたら2位だったかもしれないですね。
だけど、走りの強いHollyなので接戦になるとやはり解りませんね。
あと、素晴らしいレースをしたのは、アメリカのChelsea Sodaroだと思います。彼女は、ITUからの選手のようですがとにかくランが早い。
Chelseaのランの時間は01:17:56と、このランの時間だけ見るとDaniella Ryfよりも40秒ほど早いという成績です。将来が楽しみです。
あとスイスのImogen Simmond。彼女のことを知りませんでしたが、彼女のバイクは非常に速かったのでびっくりしました。まだ若い選手のようでまた注目したいと思います。
男子のレースが楽しみです。
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