この週末に南仏ニースで、70.3のWorld Championshipがありますね。この一年、様々なレースで順位を勝ち取り、選ばれたトライアスリート達しか参加できないWorld Championship。
私が所属する、南カリフォルニアのトライアスロンクラブのリーダーも、出場するために10日前からフランス入りし、一昨日からニースのようです。

その他知り合いも参戦するので、色々と気になるレースです。
9月5日に、イギリスのGlobal Triathlon Network(GTN)がChampionshipのプレビューをだしていたのでそれについて。
ビデオを見て頂けたら、この記事を読む必要はないのですが、簡単にまとめます。
World Championshipということもありますが、全てのアスリートにとってシーズン的にもベストなコンディションで臨むレース。非常に見どころがありそうです。
南仏ニースでのトライアスロンの歴史
南仏のニースはリゾート地として有名ですよね。ここでの最初のトライアスロンは1982年のレースで、コースは3Kmのスイム、100kmバイク、そして32kmのランというユニークなレースだったようです。
そして、最初のロングは2005年とのこと。
コースについて
まずはバイクから。かなりアップダウンが激しいコースのようです。コース始めに10kmほどの長い登りがあるようです。そして、次に20kmほどの細く、そして曲がりくねった下りが続くかなり技術が必要なコースのよう。
バイクでの総獲得高度は1367m、最大勾配は6%。
次にスイム。地中海での1Lap。水温は24度ほど。
ランは、総獲得高度は25mほど、そして最大勾配は0.8%というほぼフラットなコースのようです。
レースのほうは、土曜日に女子、そして日曜日に男子という日程。
アナリストからの情報。
TRAININGPEAKSのRyan Cooperは、バイクはかなり厳しいコースようです。プロの男子は70.3のレースでは2時間5分位がトップですが、この技術が必要とされるバイクコースでは、これに10分ほど時間がかかるようです。
ただ、下りではかなり曲がりがあるようですが、最高速度は60kmから70kmほどは出せる箇所があるようです。
Ryanはバイクに強いDaniella Ryfが良い時間を出すとの予想。
次に、Tri Ratingの創始者Thorsten Raddleの女子と男子の予想。
女子では、やはりこの3人。Daniella Ryf、Holly Lawrence,そしてLucy Charles-Barcley。スイムはLucyですが、バイクとランは3人それぞれに強いのでどのようなレース展開になるかという感じ。
男子では、Javier Gomez, Alistair Brownlee,そしてSebastian Kienleの接戦との予想。スイムではGomezとBrownleeがほぼ同時に上がってきて、バイクでKienleが追いついてきて、そのままのランの接戦との見方。ただ、Gomezが今年はランが非常によいのでどうなるのか楽しみということです。
その他男子では、ノルウェーからのKristian Blummenfeltが注目のようです。あと、Josh Amberge、Sam AppletonやGustav Idenなどがどのようなレースをするか目が離せないとのこと。
さらに、ITUから70.3に出場する女子選手で楽しみなのが、Chelsea Sodaro(USA)とIndie Lee(GBR)とのことです。
以上、簡単なビデオの要約です。
まとめ
やはりバイクのコースが鍵になりそうです。ただ、そこはトライアスロン。他にスイムとランがあるので、そのペース配分や駆け引きが見ものです。
週末が楽しみです。超人的なレースをするプロ、そして気が遠くなるようなトレーニングを行ってきたエージグループのアスリート達がこの素晴らしい場所でベストを尽くしてレースをする姿を楽しみにしたいと思います。
本当に心より尊敬します。
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