去年の12月になりますが、アイアンマン(IRONMAN:以下IM)が2021年度に北米で行われるフル(140.6)の12のレースがすべてソールドアウトになったと発表しました。
これらのレースの中では、IM Frolidaは二日間で売り切れ、IM Californiaは1日で売り切れたそうです。またいつも人気のIM Arizonaも一般に申し込みが始まる前にほぼ埋まったらしいです。
さらに公式発表では2021年に13,000人余りのトライアスリートが初のロングのレースに挑戦するとのことです。
最もレースの売り切れと多くのアスリート達の申し込みは2020年のパンデミックによるほとんどのレースがキャンセルになったことによると思います。
2020年に、北米で行われた唯一のレースはIM Floridaだけです。70.3 のレースではIM Arizonaだけと言う結果になっています。
Sport Business Journal, Run RepeatやStravaなどのデータから、このパンデミックの期間に自転車やランニングなどの外で行うスポーツの人数が驚くほど伸びたと言う結果を発表しています。またご存じのようにバーチャルレースなども多く開催され、多くのアスリートが参加しているとのことです。
これらの増加したアスリートが、このパンデミック期間中のトレーニングの成果をどこかバーチャルではなく、実際のレースで試してみたいと思っても不思議ではありません。むしろ、普通の気持ちだと思います。
これらのアスリートの増加の発表や、北米全てのレースが完売したと言うことからIRONMANは公式にもう一つのレースを追加することを発表しました。10月1日に行われるIM Indianaです。これは同日に行われる70.3と同じ日付ですが同時進行で行うとのこと。

今のアメリカのパンデミックの状況からすると春先にレースが行われるかと言うのは微妙なところですが、秋頃なら大丈夫でしょうか。
北米で1番最初に行われるフル(140.6)のレースはIM Texasで4月24日です。まずはこのレースが開催されるか、また行われるのであればどのように行われるかが重要なポイントだと思います。まずはそれよりも3月末に行われるIM Oceanside 70.3の動向が気になります。
2021年まだ始まったばっかりですが何とかコロナに打ち勝ちみんなでレースを盛り上げて行けたらと思います。
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