和魂洋才

IRONMAN California レース報告 ④ - バイク

トライアスロン レース

10月23日に行われた、IRONMAN Californiaのレースの報告の続き、④です。今回はバイクのレポートです。

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スイムからトランジションまでの距離を8分ほどをウェット無し、そして裸足で走ったので、大分体が冷えましたが、おにぎりを食べて着替えをしたので大分体が温まりました。

日中は20度ほどまで暖かくなるという予報でしたが、まだ朝は寒いので、アームウォーマーと一枚サイクルジャージーを着ました。後は、風がかなり強いので薄目の腹巻も。

ちょっと話がそれて腹巻ですが、私の体質としてお腹が冷えやすいので、寒い日に長いライドをするときはつけるようにしています。例えば、家でサイクルトレーナーでZwift をしている時には激汗をかくので扇風機を回しますが、いつもお腹周りだけは冷えています。風がお腹に当たっているので当たり前ですが、熱がすべて上に上がってしまって腹が冷える体質なのです。数時間のライドでしたら腹巻はつけませんが、長くなると身体への負担を考えてつけるようにしています。

お腹を冷やさない大きなメリットとしては消化器系のダメージを防ぐことです。お腹が冷えるということは、その箇所の血流が減るので、当たり前ですが消化器系がうまく働かないことになります。このようなロングのレースでは必要なケアです。

さて用意を完了してバイクの出発。トランジションの時間は、長いトランジションの距離を含めて約20分。

バイクのコースは、南北のコースを二往復で、まずは南に下っていきます。

https://www.ironman.com/news_article/show/1237671

問題はこの日の風速。予報では風速30km~40km/時間(h)ですので、秒速に変換すると秒速8kmから11kmとなります。台風は最大風速が秒速17mになったものを台風と呼ぶらしいので台風ほどではないですがかなりのきつい風の中のレースになりました。

それで風向きですが北からの風ですので、トランジションを出て南に下って行くときには追い風で、戻ってくるときには向かい風になります。

トランジションを出てから最初の折り返しまでの45キロは追い風で楽でしたが、戻ってくる時の45キロは想像絶する大変さでした。

追い風の時は平均時速約32km以上を保てましたが、帰りの向かい風は約時速20kmまで落ちました。ですので、単純計算すると最初の折り返しまでは約1時間半ですが、帰りは約2時間かかり、この2時間は常に向かい風と戦うためにかなり脚の力が削られました。

2往復目の戻りはもっと悲惨で、もう少し時間がかかりました。

https://www.ironman.com/news_article/show/1237671

今回のこのバイクコースは、完全なフラットコースなので、私の予定では6時間切りを目指していましたが、7時間(6時間59分)もかかってしまいました。

あと、一つの問題があったのは、右目が炎症を起こしたみたいで視界が曇ってきたのです。2周目の時に、視界がぼやけてきたので、バイザーが曇っているのかなと思ってエイドステーションで一度止まり確認しましたが、曇っているのは自分の目。水で目を流しましたが治らず、視界はあるのでそのまま続行しました。

原因は、スイムの時に、ゴーグルが曇ってきたので一度曇りを取って泳ぎなおしたのですが、その時に川の水が入り込み目が炎症を起こしたようです。あまり綺麗な水質の川ではないとは知っていたので口に入ってくる水はかなり気にしていましたが、目のほうは完全に忘れていて失敗しました。

もっとも、ゴーグルは新しいもので一応曇り止めを吹き付けていましたが、温度差のせいで曇ってきたみたいです。

最後の折り返しからのライドは脚もきついし、視覚も普段通りではなく気持ちが悪かったですが、何とかトランジションに戻ってきました。ただ、かなり脚が弱っているのを感じられ、次のランが、相当きつい展開になることは確実でした。

続く

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