2025年の1月に発売されたGarmin Instinct 3を3月に購入しました。これまではSuuntoのファンで、Ambit Peak 3を2018年から使っていましたが、Garminの製品を買うことに踏み切りました。
本当は2024年のクリスマスにForerunner965を購入することを考えていましたが、1月にInstinct 3が出るとの情報を得たので、そのレビューなどを調べてから決めようと思い延期しました。
色々とレビューや情報を比較していると、このInstinct 3のスペックがかなり良く、他製品と比較してコスパが良いし、圧倒的なバッテリー持続時間で、今回はInstinct 3に決定しました。
今回はこのInstinct 3について調べたことを書いていきたいと思います。
今回のInstinct 3での一番のアップグレードはAMOLED仕様がでたことですが、このブログではInstinctの歴史を調べつつ、今回のInstinct3の特徴を記していきたいと思います。
Instinctの進化と軌跡
Garmin Instinctシリーズは、過酷な環境でも使用できるGPSウォッチとして登場以来、世界中の冒険者やアスリートに支持されてきました。
アメリカ国防総省のMIL-STD-810規格(耐熱、耐衝撃、耐水)をクリアする堅牢性、長時間バッテリー、高精度なナビゲーション機能を特徴とし、2018年の初代発売以来、進化を続けています。
この記事では、Instinctシリーズの歴史をまとめ、初代Instinctから最新のInstinct 3シリーズまで、その進化の軌跡を紹介します。
2018年:初代Garmin Instinct
アウトドアに特化した新しいシリーズ
発売日: 2018年11月
概要: Instinctシリーズの初代モデル。アウトドア向けGPSウォッチとして登場し、「ミリタリースペック」、「耐衝撃・耐水性」に優れたモデルとして登場。
アウトドア活動や日常使いを意識した軽量かつ耐久性のある設計を達成。使い易いボタン操作とアウトドアで見易いMIP(モノクロ液晶)ディスプレイが話題になりました。
主な特徴:
- 耐久性: MIL-STD-810G準拠(耐熱、耐衝撃、耐水10ATM)。繊維強化ポリマーケースと化学強化ガラス採用。
- ディスプレイ: 高コントラストのモノクロMIPディスプレイ(128×128ピクセル)。明るい日差しでも視認性が高い。
- ナビゲーション: GPS、GLONASS、みちびき、Galileoに対応。3軸電子コンパスと気圧高度計を搭載。
- バッテリー: スマートウォッチモードで約14日間、GPSモードで約16時間。
- アクティビティ: ランニング、スイミング、ヨガ、SUPなどのアクティビティに対応。
- ヘルスモニタリング: 心拍数、ストレスレベル、ステップ数トラッキングなど。
- デザイン: 45mmケース、重量約52g。シリコンバンドで通気性とフィット感を確保。
2019年:Instinct Tactical Edition
ミリタリー用途を追加したバージョンで、自衛隊員など、プロフェッショナルなユーザーに支持されたシリーズ
発売日: 2019年
概要: 初代Instinctをベースに、ミリタリー用途を強化したモデル。タクティカル機能を追加し、特殊な環境での使用を想定したスペック。
主な特徴(初代からの変更点):
- タクティカル機能:
- ステルスモード: GPSや無線通信をオフにし、位置情報の記録を停止。
- ナイトビジョンモード: 暗視ゴーグル使用時に画面を低輝度で表示。
- ジャンプマスター: スカイダイビング用の高度計測機能。
- その他: 基本スペックは初代とほぼ同一(バッテリー、ディスプレイ、ナビゲーションなど)。
2020年:Instinct Dual Power
ソーラー充電を搭載し、バッテリー寿命が飛躍的に伸びる
発売日: 2020年
概要: ソーラー充電機能を搭載した初のInstinctモデル。バッテリー寿命の大幅な延長を実現し、アウトドアでの長期使用が可能に。
主な特徴(前代からの変更点):
- ソーラー充電: 独自の透明ソーラーレンズ(Power Glass)を採用し、50,000ルクスの条件下(夏の曇天や冬の晴天相当)で3時間使用時、スマートウォッチモードで最大54日間稼働。
- バッテリー: GPSモードで約30時間(ソーラー充電で約38時間)。
- アクティビティ: サーフィン、釣りなど新たなアクティビティに対応。
- デザイン: 45mmケース、重量約53g。基本デザインは初代を踏襲。
2022年:Instinct 2 / 2Sシリーズ
Suica機能など様々なバリエーションを追加し、日本市場を含め男女ユーザーの幅を増やす。
発売日: 2022年2月
概要: 第2世代となるInstinct 2シリーズ。ケースサイズのバリエーション(標準45mmと小型40mmの2S)、ソーラー充電の強化、Suica対応(日本版)など大幅な進化を遂げました。タクティカルやサーフエディションも展開。
主な特徴(前代からの変更点):
- サイズ展開:
- Instinct 2: 45mmケース、重量約52g。
- Instinct 2S: 40mmケース、重量約42g。女性や手首の細いユーザーに対応し、この市場の拡大を目指す。
- ソーラー充電(Dual Powerモデル): 新開発のソーラーパネルとICで充電効率が向上。スマートウォッチモードで無制限(50,000ルクスで1日3時間使用時)、GPSモードで約48時間+ソーラー充電。
- ディスプレイ: モノクロMIP(176×176ピクセル)。視認性向上のためのオプティカルボンディングを採用。
- 新機能:
- Suica/Garmin Pay: 非接触決済に対応。
- VO2 Max: 最大酸素摂取量の測定機能を追加。
- 睡眠スコア/月経周期/妊娠トラッキング: ヘルスモニタリングを強化。
- アクティビティ: ウィンドサーフィン、ゴルフなど30種類以上に拡張。
- 派生モデル:
- Tactical Edition: ステルスモード、ナイトビジョンモード、キルスイッチ(データ完全消去)搭載。
- Surf Edition: タイドグラフ、サーフィンの波数や速度記録、Surfline Sessions対応。
- Camo Edition: カモフラージュデザイン。
- バッテリー: 非ソーラーモデルはスマートウォッチモードで約28日間、GPSモードで約30時間。
2023年:Instinct 2Xシリーズ
長期のアウトドア活動やミリタリー用途に最適化されたシリーズで、フラッシュライトの追加も革新的でした。
発売日: 2023年5月
概要: Instinct 2をベースに大画面ディスプレイと強化されたソーラー充電機能を搭載し、より過酷な環境での使用を想定にデザインされる。
主な特徴(Instinct 2からの変更点):
- ディスプレイ: 27×27mm、176×176ピクセルの大型モノクロMIPディスプレイ。視認性が向上。
- ソーラー充電: 全モデルに標準搭載。スマートウォッチモードで無制限、GPSモードで約145時間(50,000ルクス条件下)。
- 新機能:
- LEDフラッシュライト: 白/赤の2色切り替え、SOS信号対応。暗所での安全性向上。
- マルチバンドGNSS: L1/L5信号の2周波数受信で、過酷な環境でも高精度な位置情報を提供。
- 派生モデル:
- Tactical Edition: 暗視ゴーグル対応の緑色ライト追加。
- デザイン: 50mmケース、重量約67g。大型化により存在感が増す。
- アクティビティ: ランニング、サイクリング、登山など30種類以上に対応。
2025年:Instinct 3シリーズ
最大の特徴はAMOLEDディスプレイの追加と価格を抑えたシリーズも発表して、ユーザー枠を大幅に拡げる戦略。
発売日: 2025年1月
概要: 第3世代となるInstinct 3シリーズ。Instinctシリーズで初めてAMOLEDディスプレイモデルが登場。従来の「タフで実用的」な液晶モデルに加え、スマートウォッチ的な美しさを兼ね備えた選択肢が加わり、ユーザー層の拡大を狙う。
センサー性能や衛星精度も向上。ソーラー充電のさらなる進化、AMOLEDディスプレイの導入、タクティカル機能の強化など、シリーズの集大成ともいえるモデル群を展開。価格を抑えたInstinct Eも登場。
主な特徴(Instinct 2からの変更点):
- モデル構成:
- Instinct 3 Dual Power: 第3世代ソーラー充電技術を採用。50mmモデルはGPSモードで約60時間+ソーラー充電200時間、スマートウォッチモードで無制限(50,000ルクスで1日3時間使用時)。45mm/50mm展開。価格:71,800円~。
- Instinct 3 AMOLED: 高輝度・高コントラストのAMOLEDディスプレイ(416×416ピクセル)を初採用。2ウィンドウデザインを円形デジタルフィールドで再現。スマートウォッチモードで約24日間、GPSモードで約40時間。50mmのみ。価格:79,800円~。
- Instinct 3 Tactical: タクティカル機能を強化。AMOLEDモデル(50mm、103,800円)とDual Powerモデル(45mm/50mm、87,800円~95,800円)を展開。
- Instinct E: 若年層向けのエントリーモデル。ソーラー充電なし、機能を絞り価格を抑えた。
- ディスプレイ:
- Dual Power:モノクロMIP(176×176ピクセル、45mm:23×23mm、50mm:27×27mm)。反射・透過コントラスト比を改善。
- AMOLED:33mm(416×416ピクセル)。表示領域拡大。
- 新機能:
- GNSSマルチバンド: L1/L5信号で高精度ナビゲーション。SatIQ技術で環境に応じた最適な衛星選択。
- LEDフラッシュライト: 全モデル標準搭載。赤色光、SOS信号対応。
- アクティビティ: MTB、サーフィン、釣り、登山、スキー、ゴルフ、HIITなど80種類以上に拡張。
- デザイン:
- 45mm(52g)/50mm(58g)。メタル強化ベゼルとボルトでタフネス感を強調。
- バッテリー: Dual Powerのソーラー充電性能が飛躍的に向上。AMOLEDモデルも長時間駆動を実現。
Instinct 3は、ソーラー充電とAMOLEDディスプレイの2モデル展開で、アウトドアから街中使用まで幅広く対応するモデルになりました。
Instinctシリーズの進化のポイント
- 耐久性とタフネス: 全モデルがMIL-STD-810準拠。過酷な環境での信頼性が一貫して確保されています。
- バッテリー寿命: 初代の14日から、ソーラー充電による「無制限」駆動へ。Instinct 3 Dual PowerではGPSモード200時間以上を実現。
- ディスプレイ: モノクロMIPから高解像度AMOLEDへ進化。視認性とデザイン性が向上。
- 機能の多様化: アクティビティ数が初代の数種類から80種類以上に。Suica、ヘルスモニタリング、タクティカル機能など日常から特殊用途まで対応。
- デザインとサイズ: 45mm/50mmに加え、2Sの40mmやCrossoverのハイブリッドデザインで多様なニーズに応える。
まとめ
Garmin Instinctシリーズは、2018年の初代発売以来、過酷や環境にも対応するGPSウォッチの代名詞として進化を続けてきました。初代の堅牢性と実用性を基盤に、ソーラー充電、タクティカル機能、Suica対応、AMOLEDディスプレイといった革新的な要素を追加。Instinct 3では、アウトドアからタウンユースまでカバーする多様性と圧倒的なバッテリー性能で、シリーズの集大成ともいえる存在感を示しています。
これまで2か月使用していますが、充電はまだ一回だけ。GPSの感度もSUUNTOよりもよく感じますが、8年前のSuuntoモデルとの比較ですので正確な比較ではないですが、今のところなんの不満もないです。
今後、このInstinct3を使っていく中で、自分なりのレビューをしていきたいと思います。


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